Interviewサンチのはなし

#04いちごのはなし

いちごの旬の季節 春!満開な4月中旬、須坂市の小林いちご園の小林さんにサンチのはなしを伺いに。

最初は8,000株を育てていたが、量より質が高まるようにと今では6,700株のいちごを育てる。「一人で気楽に自由にいちごと毎日一緒にのびのび働いています」

須坂インター付近から北上し千曲川沿いの広大な耕作地にでると目に入ってくる、3連棟のビニールハウス。そこで小林さんはひとり「章姫(あきひめ)」という品種のいちごを育てています。

「章姫」は果肉がやわらかく形が大きくて、糖度が高く酸味が抑えめで、小さなお子様からお年寄りまで幅広い年代に好まれる品種。

もともとはご家族と一緒にりんごや花を育てていた小林さん。当時、周囲にはいちごの生産者はおらず、これから先を長い目でみたらいちごがいい!と知り合いに作り方を教えてもらって、いちごづくりへの挑戦を始めたのがきっかけだそう。

せっせと蜜を吸うみつばち。みつばちが受粉をしてくれることで美しい形のいちごになる。働き者のみつばちさん、じゃましてごめんよ。

いまではその味を知っている人がわざわざハウスまで買いにくるほど、知る人ぞ知るいちごに。いちごづくりを始めてから15年ほど経った今、「15年やってきて、最近やっと自分の納得する味になってきた」と小林さん。さらっと笑って話すけれど、思い描く味と形を目指して、常に研鑽を積まれている姿を感じたのでした。

いちごについてこれまで知らなかったいろんなお話を聞き、真剣にメモ。お話を聞くにつれ、いちごの見え方も変わってくる。

いちごにはいろんな味や品種があって、毎日食べると味の違いもわかってくる。そこがいちごが好きなところ。愛情をこめてつくっていくといちごの味にきちんとかえってくる。そこが醍醐味。小林いちご園のいちごの美味しさの秘密は、究極のいちごを追い求める小林さんのいちご愛!にあるのだ!とお話を聞くほどに感じます。

いちごをそっともつ小林さんの手にいちごへの愛を感じる!

取材の後半、特別にいちご狩り(※一般向けには行っていません)をさせていただく。「甘いいちごは、つやと張りがあって葉っぱが上に向いている」というアドバイスをもとに、俄かに大粒いちごを狙うハンターとなるスタッフ。狩人たちは、私のいちごのが大きい!と見せ合い満面の笑顔。

甘いいちごに思わず笑顔がこぼれる。いちごには人を笑顔にするチカラがある。

車中がいちごの甘い香りで満たされての帰路。「いちご、これからはもっと大切に扱わなきゃな」「小林さん、いちごについて話すときの笑顔がステキだったね」「知らなかったことたくさん聞けていい時間だった」新しい思いが芽生えたサンチのはなしでした。

いちごをこれでもか!と味わえる春の人気パフェ「いちごだらけパフェ」

サンチで人気があるのはやっぱり「いちご」の商品!いちごが旬を迎える春には、とびきり甘くて瑞々しい小林いちご園さんの『章姫(あきひめ)』をたっぷり使った「いちごだらけパフェ」(季節限定販売)をどうぞ!

小林いちご園さんのいちごを買いたい方へ朗報!須坂市の湯っ蔵んど売店やA-COOPさんなどでも取り扱っているそうですので、いちごの美味しい春の時期に是非!

2019年4月19日の昼下がり、パン製造&キッチン&ホールスタッフの3名が、いちごの作り手である小林いちご園の小林さんに、いちごにまつわるサンチのはなしを伺いました。

小林さん、お忙しい時期にありがとうございました!